先日、流山本町にある古民家フレンチレストラン「丁字屋」でランチのコースを頂きました!
コースのテーマは、なんと”フレンチ×みりん”
意外性のある組み合わせですが、
アミューズ(最初の一品。突き出し)
グラニテ(お口直しのシャーベット)
メイン料理、デザートまで、
出てきたお料理のほとんどにみりんが含まれている、
まさにみりんずくしのスペシャルコースでした!
まずは本日のアミューズ、
「こぼれ梅のカンパーニュ カマンベールチーズのせ、みりんシロップがけ」
ちなみに「こぼれ梅」とは、
みりん製造の時に出るみりんの搾りかす。酒粕のみりんバージョンですね。
「こぼれ梅のカンパーニュ」を製造しているのは、
丁字屋から歩いて数分のところにある「灯り館@雑貨Konocono(コノコノ)」
雑貨屋さんなのですが、パンもめちゃくちゃ美味しいんです。
カンパーニュの優しい甘さ、
カマンベールチーズの塩気、
みりんシロップのハチミツのような甘さ。
甘い×しょっぱい×甘いのバランスが絶妙な一皿でした。
アミューズのあとは本日の前菜3種。
ちなみに前菜3種にはみりんは使われておりません。
この日の前菜は、
・あさりとセロリのマリネ
・生ハムのサラダ
・桜えびのカナッペ
個人的に、
あさりとセロリはどちらもそんなに好きではないのですが、
出汁をたっぷり含んだあさりとセロリの独特の青い香りが美味しさの相乗効果!
セロリとあさりってこんなに引き立て合うのか・・・と感動でした。
メイン料理である「鴨のコンフィとフォアグラのポワレ」は
今も口の中で味と触感が広がるくらい絶対的に美味しい!
パワフルなソースの中にも、みりんの甘さが隠れていい仕事してますよ。
フォアグラの下に敷いてあるチャツネは、冷めてもなんだか熱いんです。
味が熱い。
エネルギーを感じます。
あと、
絵的には地味なので描いてないのですが、
グラニテ(お口直しのシャーベット)で出てきた
「ノンアルコールビールとみりんのシャーベット」は絶品です。
ビールとみりんシロップの組み合わせって
イメージがつかないかもしれませんが、
まるでリンゴのような爽やかな甘さ。延々と食べていられる気がしました。
ラストのデザートは
「奇跡のリンゴのアップルパイとバニラアイス、中村農園の苺添え、みりんシロップがけ」
プレートの端々にチョコペンで絵が・・・
先日制作したみりんガイドブック「やっぱりみりんdeしょ」のキャラクター・こぼれ梅の顔が!
シェフ・古水さんのイキな計らい!
丁字屋に来店する楽しみの一つでもあります。
みりんの活用法って、料理人のアイデア次第、ほんとに幅広いなぁとしみじみ感動したコースでした!
【丁字屋の詳細情報】
住所:〒270-0164 千葉県流山市流山1-5
電話:04-7192-7953
定休日:月曜日
ランチは11:30~、ディナーは18:00~スタート。
ディナーは予約のみ。ランチも予約をオススメされています。
コースなので、お時間(とお腹)にゆとりを持ってくるといいですよ。