マルマンフェア2018に行ってきました!!
こんにちは、ノグチノブコです!
このブログは流山市のことを中心に
紹介しているのですが今回は文房具関連のことについて・・・。
2018年10月11日(木)と12日(金)に行われたイベント、
「マルマンフェア2018」
に参加してきたのでそのレポートをお届けします。
マルマンは毎年”マルマンフェア”という、
主にマスコミ関係への招待制の展示会を開催してます。
マルマンフェアでは新商品や今推している商品の紹介を行っています。
「マルマン」て知ってる?名前は知らなくてもたぶん使ってきてるはず。
あなたはマルマンという文房具メーカーをご存知でしょうか?
絵を描く人なら知ってる方も多いかと思いますが、
絵を描かない人はわからないかも・・・?
マルマンについてウィキペディアの文章を引用させて頂くと、
マルマン株式会社(Maruman Co.,Ltd.)は、日本の文具メーカーである。本社は東京都中野区中央。学童用のスケッチブック製作から始まり、現在はクリアファイルやレポートパッドなどの事務用品、スケッチブックなどの画材大手として知られる。
ってことで、マルマンは文房具・画材メーカーです。
メインで作ってるのは紙モノ。
その他、ルーズリーフ用のバインダーなども扱ってます。
マルマンという名前は知らなくても、
このスケッチブックはどこかで見たことあるはず。
学生の頃、一度は使ったことがあるのでは!?
↓
こちらのスケッチブック、
ちゃんと名前がついてまして
「図案」
というシリーズなんですよ。
このスケッチブックが「図案」という名前だということを
マルマンフェアに行って初めて知りました・・・
図案スケッチブックが今年2018年でなんと60周年!!
ということで、
今回は図案のブースが多めに設けられていました。
図案スケッチブック60周年!
60周年て!
そんなに長い期間発売していたとは。
私よりもはるかに年上です。
今回、60周年ということで
デザインはそのままに
いろんな図案スケッチブックを制作していました。
変わったタイプだと
三角形のスケッチブックとか。
謎の形・・・。
三角形というか、三角錐か。
開くとこんなかんじ↓
それぞれ三面が三角の形のスケッチブックになってます。
なので全部を広げると相当場所をとるでしょう。
斬新なかたちのスケッチブック、
アイデアが湧きそうな気がしなくもない・・・
でも残念ながら図案スケッチブック三角バージョンは
販売してないようです。
あとプリングルズ的な図案スケッチブック。
もうスケッチブックのブックではなく、
ポテトチップス(紙です)に・・・!
ちゃんと真ん中でしなっているので
まるで本物のポテトチップスです。
そしてこちらも非売品。
他にも、図案シリーズはバインダーにもなってました。
バインダーなので中身は自由に入れ替えられます。
画用紙のルーズリーフを入れれば必要な分だけ綴じ込めて、
持ち運びしやすいスケッチブックに。
一般的なルーズリーフも入れられるので
見た目スケッチブック・中身はノートとしても使えます。
ビジネス向けのメモパッドもマルマンが作ってる
マルマンは紙モノメーカーなので
スケッチブックなどのお絵かき用の紙のほかにも
一般の人が使うルーズリーフやメモパッドも扱っています。
「Mnemosyne(ニーモシネ)」と書いてあるこちらのブランドは
完全にビジネス向けのシリーズ。
ブースには、
どんな人がニーモシネシリーズを使う割合が高いのかという考察が
紹介されていました。
考察によると、
- 20代の男性
- 年収500~600万円
- 一か月の文房具代が?00円~5000円の人(←この写真だと肝心な部分が隠れて見えない・・・)
ということだそうです。
私もニーモシネは個人的に購入して時々使ってます!
今後の構想を練る時、HPの形を考える時などに便利なので。
紙質が良いということもあり、ちょっとお高いのですが
その分、「私は良い紙を使って仕事してるなぁ」と思えるので
モチベーションアップにつながります。
(ただし良い紙なのでテキトウなラクガキには使えない、とも思える)
マルマンフェア内で見てきた他のブースについて。
図案スケッチブックやニーモシネのほかにも、
マルマンフェアでは多数のブースが用意されていましたよ。
上の写真は「vif Art(ヴィフアール)」シリーズ。
(アートではなく、アール)
こちらは水彩画用の画用紙です。
水彩画をある程度やってる人ならご存知の作業・水張り。
※水張りとは・・・
水を吸うとしなって型崩れする紙の特性を防ぐため、
予め水気を含ませて、弱った状態で板に貼り付けて乾かしてピンとさせる作業。
水張りは上記の通りめんどくさいのですが、
ヴィフアールは水張りしなくても紙がブヨブヨにならないという優れものだそうです。
粗目・中目・細目と紙質が3種類あり、
同じモチーフと同じ画材で絵を描くにしても
紙質がかわると全然違う絵になります。
こちらも絵を描く人にはおなじみのクロッキーブックシリーズ。
もともとは金具で綴じられたブック形式でのみ販売してたシリーズですが、
今はルーズリーフのクロッキー用紙もでています。
写真左側のブックスタンドに立てかけてあるのが
クロッキーのバインダー。
クロッキーブックの紙って一枚一枚は薄いものの、
けっこうな枚数が綴じられてあり持ち運びしやすいとは言い難いのです。
ルーズリーフになってくれると必要な分だけ綴じられるので
外でいくらでも描けちゃいます。
こちらは学生さん向けのルーズリーフシリーズ「SESSION」
学生にノートの悩みをヒアリングしたり
製品モニターを何度も依頼して出来上がったそうです。
マルマンフェア2018を見終えて・・・
マルマンは、私からしたらとっても身近なメーカーです。
今回は図案スケッチブックの特集でしたが、
私の原点はクロッキー帳なのです。
私が10歳とかそのくらいの頃、隣の市に出来たジョイフル本田。
2階の画材コーナーで、初めて大人の画材やマンガ用品を見て目をキラキラさせました。
(そして画材は金がかかると知った)
マルマンのクロッキー帳を購入して帰ったあの時から、ずっと愛用しています。
最初はクロッキー帳が何のための紙なのかまったくわからなくて
「ノートとスケッチブックの間で、価格の割に紙が多い」
くらいにしか思ってなかったけど
大人になるにつれてクロッキー帳の用途がわかり、
実際に私もクロッキーの練習をするようになり、
今ではクロッキー帳としても、アイデア出しノートとしても、
メモ帳としても、お絵描き帳としてもなんでも使えています。
こうしてタイピングしてる今も、左腕の横にはマルマンのクロッキー帳。
私がイラストレーターになれたのはマルマンの紙たちのおかげと言っても過言ではない、
人生の相棒。マルマン・・・!
ただのお絵描きっ子だった私が
マルマンの展示会に行くことができて、
心から嬉しく思います。