流山みりんの擬人化キャラ・みりんちゃんとこぼれ梅プロジェクト

オススメ本:「グラビアアイドルの仕事論」のここが良かった!

こんにちは!ノグチノブコです。オススメの本を紹介するコーナー。

今回ご紹介するのは、倉持由香さんの本「グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術」です。
ちょっとセクシーな表紙が目をひきますが、本編はしっかりした自己プロデュース論。でも大変読みやすいのでこれからビジネスでSNSを活用しようと考えている人向けの一冊です。

目次

著者はグラドルの倉持由香さん!

タイトル通り、著者はグラビアアイドルの倉持由香さんです。
倉持由香さんは「自画撮り」という、SNSでセルフグラビアを載せて、ブレイクした人です(#グラドル自画撮り部というハッシュタグも生み出しました)ここ数年、AKB系や坂道グループの台頭により、グラビアアイドルは追いやられがちな時代の中、自分の立ち位置を確立されました。
倉持由香さんは、お尻が大きいことでも人気。最初、お尻が大きいことはコンプレックスだったそうですが、逆手にとって、「尻職人」「100cmのもっちりヒップ」というキャッチフレーズのもと、お尻を大きく写したグラビアも数多く出されてます。

ブレイクの裏には着実な積み重ねがある

倉持さんはSNSから一気にブレイクしたようで、実際は、下積み時期が長く、着実に地固めしてきました。彼女のやってきた方法は、

・自分と他の人と、異なるところはないか研究して魅力にする
・自分を一言であらわすキャッチフレーズをつける
・だらっとSNSや仕事をせず、すべての行動に意味を持たせる

などなど。
本書に書かれていることはグラドル目線ですが、グラドル以外の仕事(特にフリーランスに!)にも活きる、超大事なことばかり・・・!

わかりやすい内容だから、誰でも取り入れやすい!

この本の良いところは、著者が有名な大学や企業出身のすごそうな人ではなく、俳優やスーパーモデルでもなく、グラビアアイドルというところ。本文の言葉に難しい漢字や言い回しはなく、平たい言葉が使われていて、見出しの内容は、おおよそ2ページで収まるように配置されてます。易しい雰囲気で大事なことをまとめてくれてるから、じゃあ私もやってみるか、と思えました。

私は、暇さえあればSNSを見て、ぼーっと眺めて、「あーみんな、盛り上がってていいなぁ」などと思いがち。本を読んで、ここから次につながるようなSNS活用を心掛けようと思いました。

グラビア写真の意図もわかっちゃう

巻中では「番外編:グラビアアイドルの自画撮り術」という、もっちーの自画撮り13カットと、「なぜその撮り方をしているのか?」の解説が載ってます。
日頃、グラビアを見ると「おぉ、こりゃすごいなぁムフフ」と、何気なくページをめくりますが、裏では、誰にどのように訴求するのかがちゃんと意図されているという、グラビアの裏側を見ることができます。裏に意図がある、という考え方は、仕事でも役に立つと思います!
写真はちゃんと露出高め。外で読むとちょっとヒヤッとしますが、内容は大変勉強になりますよ。

普通の私たちもセルフプロデュースしよう

私のようなフリーランスのクリエイターも、基本はグラビア界と同じ。自分らしさを自覚して、世の中にアピールしないと、十把ひとからげで終わっちゃいます・・・。いや、今の世の中、どんな場所でもセルフプロデュースは大切ですね。グラビアアイドル・倉持由香さんのセルフプロデュース論は、芸能人でなくても大変役に立つ内容。SNSマーケティングの入り口に良いかと思います。

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この記事を書いた人

マンガも描けるイラストレーター。千葉県流山市在住。流山商工会議所内のプロジェクトで「みりんちゃんとこぼれ梅」をキャラデザインしました。レタスクラブで記事執筆の他、イラスト/グラレコ/広告マンガ/デザインの仕事をしています。

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